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発疹・単純ヘルペス発疹症(たんじゅんへるぺすほっしんしょう)
単純ヘルペス発疹症は単純ヘルペスウイルスの感染によって
水疱ができる乳幼児や子供もなる病気です。
単純ヘルペスは水ぼうそうを起こす水痘ウイルスの仲間のウイルスで、
感染して抗体ができて治った後も一生体の中に隠れています。
ふだんは免疫力で抑えられていますが、
かぜ、発熱、胃腸障害、疲労など体調の変化があると再び活性化され、
前と同じ場所にまた小さな水疱をつくってきます。
感染すると、舌やほおの内側、歯ぐき、のどなどに、
中央が白くてまわりがピンク色の口内炎ができ2〜5日間くらい発熱の症状が出ます。
口の中が痛んで食事ができなくなるほか、歯肉がはれて出血しやすくなります。乳幼児がかかると、比較的重い症状が出る病気です。
初めて感染したときは、熱が出たり、腫れ上がったりしますが、
2回目、3回目とくり返すうちに症状は軽くなっていきます。
この病気は一度かかると、その後も何度も再発することが知られていますが、
その再発を予防するよい方法はありません。
症状:口内炎、発熱
対処法:治療としては、
抗ウイルス外用および内服薬と、消炎鎮痛薬、抗生物質の内服などが行われますが、
基本的には本人の体内で抗体が形成されるのを待つことになります。
口内炎は、とくに治療をしなくても1週間から10日前後で自然に治ります。
また、水疱がかさぶたになるまでは、その部分に触ると人にも移ります。
口もとにできているときは、頬ずりやキスなどはせず、
顔を洗ったり拭くときもこすらないようにすることが大切です。
口内炎は痛みが強いので、食事や離乳食を無理にとる必要はありません。
ただし、脱水症対策として乳児用のイオン飲料など、水分だけはしっかりと与えましょう。
発熱や口内炎がややおさまって食欲が出てきたら、
口当たりやのどごしのいいメニューを与えましょう。
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